私のお気に入りのもの

「私のお気に入りの京都」「私のお気に入りの部屋」など「私」が展開する「私のお気に入り」シリーズの総本山。京都のことも書きますが、基本雑記です

「痴漢」の英語は「痴漢」・・・日本で起きている特殊な依存症について

 

  上の漫画は、男におっぱいをもんでもらわないと発作になる女性がいる社会で、薬がないときに、おっぱいをもむサポートをすることになった主人公の作品である。ただ、どう考えてもはたから見れば、「痴漢」である。一般的な健全の中学生でエロエロな気持ちは持ちながらも、もんでいて、双方の同意がある場合、これは、痴漢なのか?結構難しい案件ではある。

ところで、痴漢の英語訳をご存じだろうか?「chikan」である。つまり、海外で「この人痴漢です」と手を挙げて捕まえさせる行為は、世界共通で伝わってしまうのである。では、どうして「日本特有」の言葉として、世界に広まってしまったのか?そもそも、僕たちは痴漢についてどれだけ知っているのか? 下記の本が詳しい。

男が痴漢になる理由

男が痴漢になる理由

 

この本で、一番重要なのは「痴漢が犯罪者にとってはストレス発散の一つに過ぎず、つまり、病気でいう依存症である」という考え方だ。性犯罪というのが、どうして再犯率が高いのかもよくわかる。性犯罪をする人間は、「ストレス解消の手段」として犯罪を行っているがゆえに再犯をするということだ。日本の裁判官は、なぜか、刑務所に入れば、犯罪を繰り返さないだろうと考えているが、その発想自体が古いというか、もう駄目駄目なのだ。そもそも、過去問を解くことで優秀とされている人間ほど、古いシステムや自己保身的な思考にに固執しやすい。選挙制度の重要性がよくわかる。これについては、追々語るが、とりあえず、日本の刑務所というのは、どうも再犯を繰り返さないようには考えられていないらしい。それについては、この本が詳しい。 

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

反省させると犯罪者になります (新潮新書)

 

簡単に言ってしまうと、日本の犯罪対策は、抜本的どころか表層的な教育的指導のみで完全に終わってしまっているという残念な現実が目に見える。

 依存症という視点から犯罪を見ると、適切なカウンセリングやサポート、教育的指導、投薬といったものが欠かせない。ただ、刑務所ではそういったことはすべての犯罪者に行われるわけではないという。そして、出所して犯罪を繰り返す。これではだれも報われないどころか、犯罪天国となっているだけではないか。

 

依存症の最も重症なところは、自身が「最大のストレス解消手段」だと思っていることだ。これを解消するのが難しい。痴漢や犯罪以上のストレス解消手段を提供もしくは発見しないと犯罪を辞めないということだ。ちなみに、加害者目線で語っていたが、被害者はこれを超えるもっとひどい状況になる。心的ストレスだけでなく、後遺症を抱える。十分な補償もされないのに、再犯を繰り返す加害者が戻ってきてしまうのだから。

ストレス解消が犯罪を減らす最適な手段なのである。